短くても長かった2月議会

2月定例岡山市議会が閉会しました。
79件の議決が行われ、日本共産党岡山市議団は67件に賛成し、12件については東つよし議員が反対討論を行って反対しました。
結果としては全件が可決ならびに同意されました。
陳情については6件について菅原修議員が採択を求めて討論を行いました。内2件については市民ネットも賛成しましたが、結果としてはいずれも賛成少数で不採択となりました。

日本共産党岡山市議団が反対したのは、貸付の奨学金と入学一時金を廃止する条例案、卸売市場の規制緩和、公立幼稚園・保育園の廃止などです。
路面電車の岡山駅前広場への乗り入れと吉備線LRT化を進める予算にも反対しました。
全国一律の最低賃金と中小企業支援を国に求める陳情や公立保育園の維持を求める陳情などは賛成少数で不採択とされました。
公務員獣医師職員の確保についての陳情は、獣医師職員の処遇を引き上げる給与に関する条例案が可決されたことにより、みなし採択となりました。

新型コロナウイルス対処のためとして個人質問が少なくされ、予定より短かった議会ですが、新年度に向けての予算案や条例案で課題は様々ありました。
年4回の定例会の中では、やはり長く感じた議会でした。

緊急事態の時こそ

「緊急事態だ。つべこべ言うな」と言われる時こそ、批判すべきを批判しないと、とんでもない全体主義社会になります。

新型コロナウイルスの感染拡大に対しても、安倍首相が打ち出す「対策」が適切なのか、チェックと議論は必要です。