水道料金値上げが可決

11月定例岡山市議会が閉会しました。
日本共産党岡山市議団は59件の議案のうち4件に反対しました。
全体としてはすべての議案が原案通り可決並びに同意されました。

日本共産党が反対した4件は、水道料金の値上げ、マイナンバーカードの利用拡大、高圧ガスの点検の規制緩和、大曲児童館の廃止の議案です。
水道料金の値上げにはみらいえのうちの4人も反対しました。が、多勢に無勢でした。
岡山市の水道料金を考える会が出した陳情は市民生活や事業者への配慮など値上げ反対とは分けて検討すべき内容がありましたが、
水道料金値上げの議案が可決されて、みなし不採択とされました。

しばらくすると市議会ホームページに議案と陳情について、各議員の賛否が掲載されます。

本会議ではみなし扱い

岡山市議会の11月議会最終日の運営を決める議会運営委員会が開かれました。
その中で岡山市の水道料金を考える会から出された陳情は、本会議で水道料金値上げ議案が可決された場合は、議長が「みなし不採択」を宣告することになってしまいました。
値上げ議案の可決したら、値上げ反対の陳情は採決するまでもないということですが、陳情には値上げで困る市民や事業者への配慮や市民が考える時間を持てるようにすることが書かれています。別途、検討すべき内容があります。
日本共産党岡山市議団とみらいえは、市民からの陳情は議案とは別に採決するように主張しましたが、多数決でみなし不採択の扱いに決められました。

また各会派の共同提案で「ガザ地区における平和の早期実現を求める決議」案が提出されることになりました。

水道料金値上げの委員会報道

12月12日の岡山市議会　都市・環境委員会での水道料金値上げ議案の審査がNHKニュースで報じられました。
値上げに賛成を表明する委員と反対する委員の発言、挙手採決の様子が映されています。
反対側の意見として、私の発言が映っています。
ご覧ください。

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20231212/4020018874.html

水道料金の値上げ案採決

岡山市議会の各常任委員会が開かれました。
都市・環境委員会では、水道料金の値上げ議案と繰越明許費や債務負担行為、人件費過不足調整などの補正予算案、道路と準用河川の占用料の改定などの議案審査と公共交通網形成協議会の報告についての議論がありました。

水道料金の値上げについては、私は市民生活や事業者への影響、今回の値上げは根本的な解決になっていないことや市民への周知不足について改めて指摘し、水道局の見解を求めました。
周知不足について検針票に記載するといった、できることをやってこなかったことについては、反省の答弁がありました。
水道料金だけで運営する構造的な問題については、水道協会を通じて国に言うとの答弁はありました。独立採算・受益者負担からの脱却と苫田ダムの無駄の解消が必要です。
採決で値上げ議案に反対したのは土田委員と私だけで、賛成多数で可決すべきものとされました。

岡山市の水道料金を考える会から出されていた陳情「岡山市の水道料金を2024年4月から値上げすることの再考を求めることについて」は、最初に委員長から値上げの議案が可決されたらみなし不採択の扱いにするとの提案がありました。
私は、市民的に関心の高い問題であり、特に14,055筆の署名を書いた人たちもいる、議題に上げて採決して欲しい、と運営についての動議を出しました。
自民党からも採決に掛けることには同意する意見が出て、委員長判断で採決に掛けることになりました。
結果的には陳情に賛成したのは値上げ議案に反対した土田委員と私だけで、賛成少数で不採択とすべきものにされました。
とはいえ、市民からの陳情を議題に上げて、意見表明の機会を保障し、各委員の賛否の態度をはっきりさせたことは大切です。

33件の議案のうち、水道料金の値上げ議案は賛成多数で、他の議案は日本共産党岡山市議団を含めて誰も反対しなかったので全会一致で可決並びに同意すべきものとされました。
他の委員会の審査分と合わせて12月15日の本会議で採決されて、結果が決まります。

一般質問始まる

11月定例岡山市議会の一般質問が始まりました。前の期までの個人質問に相当します。
初日は9人が登壇し、アリーナや水道料金、子育て支援策など市政の様々な分野の論戦が始まりました。
私が予定している質問と重なるものもありましたが、私の視点で取り組みます。

11月7日は、日本共産党岡山市議団からは田中のぞみ議員が登壇します。

12月6日から一般質問

12月6日から12月11日まで、11月定例岡山市議会の一般質問が行われます。
各議員の質問項目は議会ホームページの発言通告に記載されています。
関心のある項目を傍聴、視聴してみてください。

発言通告のページhttps://www.city.okayama.jp/gikai/0000015622.html

新庁舎工事の見学会

本会議初日、11月30日の午後に議長が設定した新庁舎工事の現場見学会がありました。
杭や地下2階の駐車場になる場所が掘られている様子などを見せてもらいました。

11月議会開会

11月定例岡山市議会が開会しました。会期は12月15日までです。
朝は日本共産党岡山市議団恒例の開会日宣伝を行い、垣内京美、住寄聡美も一緒に訴えました。

水道料金値上げの議案が出され、新アリーナの基本計画が発表されました。
岡山市の税金を何に、どのように使うのか、今議会でも議論されます。
12月6日から一般質問です。
傍聴や視聴をよろしくお願いします。

午後は岡山市交通網形成協議会第10回協議会を傍聴しました。
協議会が再開され、市が素案を示すということでマスコミも多数、取材に来ていました。
バス路線の維持、充実が進むように期待しています。

12月1日から1月3日までの「公共交通に乗ろう！バス運賃最大200円キャンペーン」のお知らせもありました。
期間中は１回の乗車が最大２００円になります。２００円以下の場合は通常運賃です。

岡山市の広報https://www.city.okayama.jp/shisei/0000053668.html

宇甘川のPFAS調査

都市・環境委員会が開かれました。
案件は宇甘川のPFAS調査、倉安川河川改修の進捗、下水道BCP訓練の予定、環境保全条例の改正方針、西中島での賑わい創出事業の計画等でした。

宇甘川での検査結果は暫定基準値以下でした。増減の変化を尋ねたところ、環境局としては初の調査ということで変化は不明でした。金川には上水道の取水場があり、水道局もPFASを検査しています。
環境局としてもさらに2度の調査をして、変化を見るということでした。

倉安川は2036年度までに改修する予定で、金額ベースで72%の進捗です。今後は低水路の工事が進められます。

特別委の中間報告

自治体間調整問題調査特別委員会が開かれました。
県が総合グランドの工事をした際に岡山市に半額負担を求めることについて、これまでの調査と議論の中間報告が議題でした。
負担割合については一律50%ではなく協議で決めるべき、を中心にした中間報告を議長に提出することになりました。

先週の会議を受けて、今日も開くことになり、それも16時からという慌ただしく変則的な開催でしたが、中間報告がまとまって一段落です。