委員長の決め方に問題

6月12日から始まる6月定例岡山市議会の初日に、委員会条例の改正案が出されます。
現行の委員会条例では、各種委員会の正副委員長は委員の互選になっています。
それを新たに設置される予算特別委員会と決算特別委員会の正副委員長は、議長の指名にしようとするものです。
議運委の申し合わせで、委員長は議長経験者、副委員長は副議長が望ましい、とされました。なお日本共産党とみらいえは、申し合わせに異議を出しました。

これまで予・決算特別委員会の設置の議論と一体に議員の質問時間の削減が決められてきました。
2月議会に予算委員会を、9月議会に決算委員会を盛り込むために個人質問の日程が縮められ、短くなった日程に詰め込むために一人当たりの発言時間が削減されました。最初は、個人質問をなくす案さえ出されました。
日本共産党岡山市議団は、そんな運営にする必要はない、と予算と決算の審査方法の変更に反対してきました。
この変更をしなければ、正副委員長の決め方の変更も必要ありません。
日本共産党岡山市議団の東つよし議員が、委員会条例の改悪に反対の立場で討論します。
傍聴やネット中継の視聴をお願いします。