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全議案に賛成 [日本共産党岡山市議団]

2019-12-17T21:44:20.jpg11月定例岡山市議会が閉会しました。
当局から提案された補正予算、条例改正、市道認定等の53議案は全会一致で可決されました。
議員が提案した放課後児童クラブに関する1議案は賛成少数で否決されました。
日本共産党岡山市議団は54議案すべてに賛成しました。

否決されたのは乙第3号議案 岡山市立放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について、です。
9月議会で制定された岡山市立放課後児童クラブ条例では保護者負担は基本が9,500円です。党市議団は、負担金を引き下げる修正案を提案し、原案に反対しました。
修正案は否決され、現状では減免は生活保護世帯と一人親の児童扶養手当受給世帯だけです。
市民ネットを中心に、低所得者の負担軽減のために所得階層別の金額にする改正案が今議会に出されました。
提案者に市民ネットの羽場議員、鬼木議員、自由と責任の熊代議員と党市議団の東毅議員が名を連ねました。本会議での提案理由説明は羽場議員が行いました。
議案が委員会に付託されれば、委員会で詳しい議論や意見表明を行えるはずでした。ところが議会運営委員会で委員会付託はしないことにされてしまいました。
そこで私が本会議で賛成討論をしました。
これまでの保護者負担金をベースに所得階層別に傾斜配分にするもので新たな財源を必要としないこと、市の責任で応能負担にすれば福祉の理念に叶っていること、低所得者に利用しやすくなること、などを述べました。
しかし賛成少数で否決されてしまいました。

陳情は採択されたものも不採択になったものもありました。
陳情「土砂の搬入や土石の堆積を規制する条例をもとめることについて」は、改良土を作る、ということで住宅近傍に土砂がうず高く積み上げられている場所があり、砂塵や振動で近隣の住民が迷惑し、通学路への崩落の危険を感じている問題についての陳情でした。委員会で採択されていました。
それに対して自民党政隆会が、事業活動を規制するのは問題があること、条例を作っても効果が期待しにくいことなどを理由に挙げて反対討論を行いました。
結果は、日本共産党岡山市議団を含む賛成多数で採択でした。

看護師と介護士について全国一律の特定最低賃金を新設するように国に意見書を提出して欲しい、という2件の陳情について党市議団の田中議員が賛成討論を行いましたが、賛成少数で否決されました。

陳情
・被災者生活再建支援制度の拡充を求める意見書の提出について
・路上喫煙制限指定区域の拡張変更をもとめることについて
・岡山市民間保育士等処遇改善事業補助金の延長と増額を求めることについて
はいずれも全会一致で採択されました。

・公共交通機関再生の主体としての「岡山市交通局」新設を求めることについて
は全会一致で不採択とされました。

賛否が分かれたものについて議員個々の態度は後日、岡山市議会ホームページに掲載されます。

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