SSブログ

異論と統一と [日本共産党]

構成員の中に議論があるのはどんな組織でも当たり前です。
全体の決定と個人の意見は、ずれることがあるから、日本共産党は規約第五条を定めています。

日本共産党規約
第五条(五) 党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分の意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する。党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。
(全体はこちら https://www.jcp.or.jp/jcp/Kiyaku/

納得がいかない場合については保留することを規約第五条に明文化しています。
保留できないほどの決定的な違いがあるなら、党にいる意味がありません。
離党が互いのためです。

時には、内部に不統一があることをアピールしたい組織があるかもしれませんが、私はそれが魅力になるとは思いません。
日本共産党もそういう組織運営はしません。
議論を内部でやった結果を外部に示す際には、言うことを統一するのが、まとまって活動する組織として当たり前だと思います。

私も議会で日本共産党岡山市議団として、賛否の意見表明をします。
反対なら反対、賛成なら賛成でシンプルにやります。
「会派内には異論もあったが」という言い訳じみた注釈を付けようと思ったことはありません。その方が外から見ても分かりやすいでしょう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog