大内浄水場廃止に向けた工事などに反対

岡山市議会の各常任委員会が開かれました。
事前に会派で予算書と条例案を検討して、反対すべきもの、委員会審査で判断すべきもの、意見は言っておくものをチェックして、委員会に臨みます。分厚い資料に付箋がたくさん付きます。
都市・環境委員会では下水道河川局、水道局、都市整備局関係の予算案と条例案を審査しました。
環境局は明日に持ち越しました。

下水道河川局関係では、補正と当初の予算案にどちらも問題ないとして賛成の態度を取りました。
議案審査がすんでから小学校区版の浸水（内水）ハザードマップの公表、今保排水区のポンプ場整備、2021年度の市民向け土のう配付について報告がありました。

水道局関係では、広域水道企業団からの受水費と大内浄水場を廃止して、2024年度に広域水道企業団の水に切り替えるための瀬戸の管路と調整池の工事費に反対しました。
議案審査がすんでから水道に関する意識調査結果について報告がありました。

都市整備局関係では、予算案で路面電車の岡山駅前広場への乗り入れと北斎場関連の費用に反対しました。
条例では、都市公園条例の一部を改正する条例に反対しました。
公園法が改正され、目ざとい事業者が早い者勝ちで公の都市公園を占用できるようになりました。市は申し出があってから、受け身で判断することになります。
第一例として下石井公園の占用許可が出されました。公平性に問題があり、公園管理の主体性を手放すことにもなります。
そのための条例改正は不要だ、として反対しました。
そのほか、屋外広告物条例、児童遊園地条例、建築関係事務手数料条例の改正や指定管理者の指定、道路管理瑕疵などの損害賠償には賛成しました。

例年、2月議会は市立の幼稚園・小中学校の卒業式に重なる時は休会にして、地元の子どもたちの卒業を見送るのですが、新型コロナのためにどこも来賓は呼ばれず、今年はその日程調整はありませんでした。

市内1,313人に

新型コロナウイルスの感染者が岡山市内で10人増の1,313人に、県内で2,535人になりました。

岡山市　感染者情報
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000021413.html

さんデジ
https://www.sanyonews.jp/sp/article/1107424

選択的夫婦別姓に反対の陳情 委員会では不採択

2月定例岡山市議会に提出された、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情は、3月9日の保健福祉・協働委員会では不採択となりました。
ただし3月15日の本会議での採決がどうなるかは、まだ分かりません。
最終的な各議員の賛否を見届けていただきたいと思います。
個々の議員の賛否は後から議会ホームページに掲載されます。
中継では議場全体は映りません。
リアルタイムで各議員の態度を確認したい方は、傍聴にお越しください。傍聴席からは議員席を見渡すことができます。
定員の半数の40名は傍聴できます。