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二月議会閉会 [岡山市政]

 3月19日に2月定例市議会が閉会しました。
 日本共産党岡山市議団は、家庭ごみ収集有料化にかかる予算、自衛官募集事務にかかる予算、後期高齢者医療制度にかかるものなど77議案中6件に反対し、市議団を代表して竹永市議が反対討論に立ちました。全体では86件の議案が可決されました。
 今議会では初日に子ども手当を支給するシステムの予算が取り下げられ出し直しで深夜に及んだり、個人質問最終日に田畑市議のカネボウ跡地の活用に関する質疑で答弁が止まり、予備日に本会議が開かれたりと波乱がありました。
 カネボウ跡地の活用について、市が買った土地に民間事業者が家電量販店を誘致しては、市が地域の小売店をつぶすことになる、という議論の結果、6月議会までに西大寺地域の活性化の計画が出されることになりました。
 
従軍慰安婦問題の解決に向けて
 『日韓両国の新たな百年を創る決議』が全会一致で可決されました。
 「慰安婦問題の解決など現在なお残る課題について、解決に向け最大限の努力を進めていくことを決意し、行動する」とうたっています。昨年11月議会からの懸案事項でした。今議会で文言や提案者の調整が整いました。

生物多様性の保全の基本理念が決まる
 議員提案による『地域主体による生物多様性の保全を推進する条例』が市民ネット以外の賛成多数で可決されました。
 身近な地域から生物多様性の保全を推進していくことについて、基本理念を定めるものです。
 岡山市にはアユモドキなど貴重な生物が生息し、保全の取り組みが行われてきました。市の環境基本計画が策定されています。議論と運動が基本理念としてまとめられました。
 市民ネットはごみ有料化では市民説明会を求めたのに、今回は公聴会やパブコメが行われていないという手続き論で反対しました。
 ごみ有料化は市長が突然出してきて、反対があることがはっきりしていて減免制度の内容や袋の値段など具体的な課題がありました。
 生物多様性の保全については、市の環境保全審査会の議論や環境基本計画策定と改定の議論があり、実践面でも市のESDが評価されたりアユモドキやダルマガエル保全の運動が行われたりしています。ごみ有料化と違って議論と実践の積み上げの上に出されてきました。理念は賛成、と市民ネットが内容では反対をしなかったのもそのためでしょう。ごみ有料化と同列には論じられません。
 
国保制度を考えるシンポジウムにご参加ください!
 3月28日(日)午後2時から勤労者福祉センターで行います。党市議団で、国保制度についてまとめたパンフレットを作成中です。当日、配布します。
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