軍拡で安心は来ない

軍事費を倍増しても、極超音速ミサイルを保有しても、安心は訪れません。
「十分な戦力を保有した。もう安心だ」となった国はありません。日本もそうはなりません。

先制攻撃能力の保有は「相手」に「日本からミサイルが飛んでくるかも」と思わせます。
日本の「反撃（という先制攻撃）」を受ける前に防ぐために、日本に対して「反撃能力」を保有し、行使するかもしれません。日本はその前に「反撃」しなくてはなりません。いたちごっこです。

「相手」が止まったままであるならば「5年後」に「相手」が攻撃を思い止まる軍備を整備することが、ひょっとしたらできるかもしれません。
が、「相手」もその間に「日本に負けるな」と軍拡します。
「5年後の整備」や「2倍の軍事費」は、安全も安心も保証しません。
確かなのはアメリカらの武器の爆買いです。

現時点の軍事力（自衛隊は世界有数の規模です）から戦争にならない関係構築を目指す以外にありません。
安保3文書は撤回を求めます。