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土砂留め奉行 [防災]

しんぶん赤旗6月26日付の本の紹介に『土砂留め奉行』吉川弘文館がありました。
江戸時代の土砂災害・河川災害を防止する役を帯びた役人・土砂留め奉行の話です。
土砂留め奉行は地方藩士ですが、他の藩にまで権限を及ぼすことができました。
藩の役人の守備範囲は、基本的に藩内です。幕府の命とはいえ、一藩の藩士が他藩に指示するには軋轢が生じたそうです。
それでも綱吉の時代から幕末まで制度が続いたのは、有効性も認識されていたからです。
災害対策を切り口にした江戸時代の行政機構の話が面白そうです。

紹介文中に膳所藩が出てきたのが気になりました。振り仮名が振ってありました。
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