777億円の補正予算

5月臨時岡山市議会が閉会しました。
一般会計で777億3,800万円の補正予算案や国保の条例改正案など7件がいずれも全会一致で原案通り可決されました。

予算の大部分は715億円余の10万円の特別定額給付金事業です。
全体として感染拡大防止、早期収束への対応8億円余、中小企業・小規模事業者に対する支援25億円余、市民生活に対する支援（給付金を含む）744億円余です。

放課後児童クラブについて、3月までの支援策では対象外だった民間の児童クラブにも報奨金という形で、いくらかお金が出ることになりました。日本共産党岡山市議団が要望してきたことで一歩前進です。
国予算のGIGAスクールの前倒し、市単独予算のインターネット学習支援があります。インターネットは家庭の接続環境にも左右されますし、留守番の子どもだけで充分に活用できるとは限りません。本当に丁寧な対応をしないと学力保障にならないと思います。
新型コロナウイルスに感染して働けなかった場合に傷病手当て金が出るように、国民健康保険条例が改正されました。今回の改正では対象は被用者のみです。日本共産党は、農業・自営業も対象にするように求めています。
事業者への支援の強化も必要です。

議会のプロジェクトチームが格上げされる形で、新型コロナウイルス感染症対策調査特別委員会が設置されました。
本会議閉会後に第一回が開かれ、則武宣弘議員が委員長に選出されました。日本共産党岡山市議団からは私が入りました。
今後、さらに議会として対策を調査、議論していきます。