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核兵器の廃絶を求める決議 採択! [岡山市政]

 11月定例市議会が閉会しました。
 最終日の今日、「核兵器の廃絶と恒久平和を求める決議」が全会一致で採択されました。
 まるでクリスマスプレゼントのようでした。来年にはNPT再検討会議がニューヨークで開かれます。核兵器廃絶を求める運動をいっそう盛り上げていきましょう。
 「社会的セーフティネットの拡充を求める意見書」の陳情は賛成多数で採択されました。

公明党の議員報酬引き下げパフォーマンス
 公明党岡山市議団から、議員報酬を引き下げる議案が提案され、否決されました。
 公明党岡山市議団は、9月議会では月4万円の引き下げに反対し、今回は1年間だけ議長10,455円、副議長9,471円、議員8,733円(いずれも月額)の引き下げ提案を出してきました。採択される見込みがないにもかかわらず提案を強行したのはまさにパフォーマンスです。
 日本共産党岡山市議団は、このような経過ではあるとはいえ、市民感情をふまえ、市民生活を直視し、議員報酬の削減については賛成をしました。
 閉会後に「公明党の報酬引き下げの提案に対する声明」を出し、市政記者クラブで記者会見を行いました。 
 
戦争体制づくりに反対
 日本共産党岡山市議団は補正予算のうち、全国瞬時警報システム(J-ALERT)の整備は国が一斉に指示を出し国民を動員する戦争体制づくりだ、として、私が市議団を代表して反対討論に立ちました。
 J-ALERTは、国民保護法成立を機に全国に配備されてきたシステムです。消防庁を経由して、内閣官房や気象庁からの情報を全国に音声放送するものです。緊急地震速報や津波警報を伝えるとされていますが、総務省、消防庁の広報で国民保護体制を支えるものとして紹介されています。

年末年越し派遣村へご協力を
 派遣・労働者支援センターによる年越し派遣村が計画されています。12月29日から1月3日にかけて開設されます。ボランティア、カンパの連絡は県労おかやま(086-234-2041)まで。

「公明党の報酬引き下げの提案に対する声明」全文

 ―乙第8号議案 議会の議員の議員報酬および
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について―

  2009年12月22日 
                        日本共産党岡山市議団  


11月議会閉会日に、公明党岡山市議団から議員報酬を、岡山市人事委員会の勧告をふまえ議長、副議長および議員の報酬月額を第2条に規定する報酬月額に100分の98.77を乗じて得た額とする(月額・議長10,455円減、副議長9,471円減、議員8,733円減)内容の議案が提案された。
 公明党岡山市議団は、9月議会で議長月額5万円、副議長、議員が月額4万円報酬を引き下げる市長提案(甲第166号議案)に反対した。我が党市議団はその際、賛成したが公明党岡山市議団らの反対により否決された。
 月額4万円の減額には反対だが8733円の減額は必要という公明党市議団の態度は理解しがたく、減額の期間も1年のみということも政策としては納得しがたい。
 議会代表者会議では、この議案の採択実現の見通しがたたないことがはっきりしていたにもかかわらず、今回、提案した公明党岡山市議団の動きはパフォーマンスとの批判をまぬがれない。
しかし現在の厳しい経済状況の下、市民感情をふまえ、市民生活を直視し、我が党市議団は、議員報酬の削減については賛成することとした。
 現在、岡山市議会では「議会のあり方検討委員会」をたちあげ、今後の報酬も含め議会のあり方を検討中である。我が党市議団はあらためて真剣な議論を呼びかけたいと考える。
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