『ムーミン谷の彗星』を借りて読み返しました。
小さな動物のスニフが、大切に思っている子ネコのことを秘密めかして
「上が『ね』で、下が『こ』の動物」と言う場面があります。
日本語なら『ね』と『こ』で全部です。
トーベ・ヤンソンはスウェーデン語で書いたはずです。
ネット翻訳で調べると、猫はkattでした。
ネコは「最初が『K』で最後が『T』の動物」になります。
フィンランド語で猫はkissaです。犬も調べるとkoiraでした。
「最初が『K』で、最後は『A』の動物」は、猫かもしれないし、犬かもしれないのです。
フィンランド語訳は、謎なぞ感が増しそうです。