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税金でVIP席? [日本共産党岡山市議団]

個人質問3日目に登壇しました。
新アリーナと介護保険計画、放課後児童クラブについて、質問しました。

市は、新アリーナはリーグのレギュレーションを満たすものを作るとしています。概算で118億円です。
BリーグとVリーグのホームアリーナ検査要項には、席数だけでなく、備えるべき部屋や備品が規定されています。
その中にスイート・ラウンジがあります。入場者数の2%のためのスペースです。
日本政策投資銀行の「スマート・ベニュー」の視点では1日15万円といった利用料金で富裕層や法人などが使う高収益部分とされています。
一部の人のための豪華な設備を税金で作るのが公平か、と質しました。
市は、区切られた部屋は子ども連れでも使える、などと答弁しましたが、今は劇場や議場にも子連れ用の防音スペースが当たり前になってきています。豪華なスイートである必要はありません。
またプロスポーツなどと市民利用の日数を尋ねると、プロの試合は60日、残りの300日は市民利用、とプロに対して市民には5倍の枠があるかのような答弁をしました。
市民が使いたいのも土日が多くなります。土日だけを見ると半分以上がプロ利用になり、残りを様々な市民利用で分け合うことになります。
詭弁だと思います。
市民の暮らしが大変で、大型事業が連なっている時にペデストリアンデッキなどの27億円とあわせて145億円の新アリーナ計画と水道料金の値上げを進めるのは市民感覚からずれています。

介護保険計画では、基金を活用して介護保険料を値上げしないこと、高齢者の快適な生活のために補聴器を位置づけることを求めました。
保険料はこれから決める、ということでした。
党市議団は加齢性難聴用の補聴器購入の補助を求めてきました。これまで市は高齢者の補聴器には冷淡でしたが、今回は直前の桑田議員への答弁と合わせて、高齢者の快適な生活に資するものとして少し認識を改めたように感じる答弁でした。介護保険計画の高齢者の保健福祉に位置づけるように求めました。

放課後児童クラブでは、6時間で6,840円の賃金から駐車場代を払うと割が合わないために人が来てくれない例があることを指摘し、人材確保策として通勤手当の拡充か駐車場確保を求めました。
市は支援員との面談で状況を聞いていくとしています。

12月11日には日本共産党岡山市議団のやどめ和子議員と東毅議員が登壇します。
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