世代を超えてこそ社会保障 [国政]
今日は市議団で生活と健康を守る会の新年会と岡山医療生協の新春のつどいに行きました。
新春のつどいでは県議団と市議団を代表して私が挨拶をさせてもらいました。
どちらも社会保障制度に関わる団体です。
新春のつどいでは、高齢者の医療費自己負担が倍になる問題についてお話ししました。
ちょうど今日の山陽新聞に取り上げられていました。
記事に「負担増への反発を恐れた政治家らの圧力によって実施段階で先送りされた特例が解消する。」と書いてありました。
負担増を決めたのは自公政権の「政治家」です。官僚が負担増を決めて政治家が押し止めてきたわけではありません。
負担増を実施させなかったのは世論の力です。
それに特例の解消と言うといいことのようですが、国会の「ねじれ解消」と同じでいいことばかりとは限りません。
「特例」をなくすなら負担が倍になる決定を取り消せばいいことでした。
世代間の不公平を問題とする論調ですが、もともと世代を超えて支え合うのが社会保障制度です。
自分で自分(の世代)を支えるなら貯金と同じです。制度も政治も要りません。
世代で分けるのではなく、経済力で分ける考え方にしないと社会保障制度になりません。
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