全国学力テストは全員受験

　岡山市の教育委員会が開かれ、傍聴に行ってきました。今回は全国学力テストへの参加が議題の一つでした。
　政権交代して、全国学力テストが事業仕分けに掛けられ抽出テストになりました。同時に希望すれば抽出で選ばれなくてもテストを受けられることになりました。
　抽出に協力するかどうかと、テストを希望するかどうかを教育委員達が議論しました。

　教育委員長は、現場の負担を考えたら抽出だけでいいのでは、と発言していましたが、他の四人の委員は全て参加を希望すべきとの意見で、希望参加することになりました。またどの委員も悉皆調査を希望していました。

　子どもがテストを受けた保護者に聞くと、4ヶ月も経って返ってきても合っていたか間違っていたかしか子どもにも分からない。子どもの印象に残るのは、平均点より上か下か、で半分の子どもは「自分は平均以下」という思いを持つだけで、やる気には結びつかない、とのことでした。私もきっとそうだろうと思います。
　現場の先生や保護者から聞く話と乖離していました。

　教育委員会の前日に、新日本婦人の会が卒業式・入学式で日の丸・君が代を強制しないように、全国学力テストの希望受験は希望しないようにと教育長に対して要望しました。竹永市議と私も同席しました。