子どもの守り方

　２２日は特別会計決算審査特別委員会の二日目の審査でした。

　晩は高島地域懇談会に参加しました。最初に上尾市で行われている子どもの登下校や放課後の公園などをパトロールしている見回り隊のビデオを見て、参加者で懇談しました。

　ビデオで紹介されていた見回り隊の皆さんの熱意は分かりましたが、パトロールの効果はよく分かりませんでした。
　「犯罪が増えている」「子どもの被害が増えている」との前置きで始まりましたが、地域の子どもがどんな犯罪に巻き込まれたのか、それはパトロールで防げる犯罪なのかが描かれていなかったからです。
　幼稚園の送迎係の保護者が守るべき子どもを殺害したり、子どもが子どもを立体駐車場から突き落としたりといった記憶に残っている衝撃的な事件はパトロールでは防げません。
　実際にどんな被害に遭っているのか、それを防ぐ方法は何かをよく検討してから行動を決めないと、よその取り組みを輸入するだけでは空回りになってしまいます。

　ビデオに水を差すようですが、最初の感想交流で以上のようなことを発言しました。

　他は挨拶でこども達と地域の人が知り合いになること、つながりをつくることの意味についてなどを話し合いました。