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異論にも手順あり [日本共産党]

日本共産党は、異論の出し方も党規約で定めています。

日本共産党 党規約
https://www.jcp.or.jp/jcp/Kiyaku/

意見を出すのもルールに則らなければ、内容以前の問題です。
規約の変更も規約に沿って行うことになります。

ワンマン組織が新しいことをするなら、発言力のある誰かが
「いい考えなんだから、手順はすっとばせ。結果は私が責任を持つ」
というのもありかもしれませんが、民主的な決定とは言えません。日本共産党のやり方でもありません。

日本共産党に入党するには、根本的な政策と活動方針である綱領だけでなく、党運営の決まりである規約を認めることになっています。

政党ですから、政策で一致できなくては入党する意味がありません。
一個の組織ですから、運営のルールに従わなければ、一緒に活動できません。

党に入って間もない人が理解不足から規約に沿わない言動をすることはありえます。その場合は、改めて説明する必要があります。
それで納得できれば規約に沿った活動をするし、納得できなければ「思っていた組織と違う。続けられない」と離党するのもやむを得ません。
一方、党の意思決定の会議を何回も経験し、一定の役職を務めた者が、規約に違反したら、「知らなかった。理解不足だ」では済みません。
例えば私が規約に沿わない言動を続けたら、党内からの批判は免れません。
党外に仲間を作って、外から党を変えようとしたら、もう組織の一員とはいえません。

せめぎあいや切り崩しのある世界で、ぶれずに活動するには、組織のガバナンスは不可欠です。
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