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大規模こども園より各地に市立保育園を [日本共産党岡山市議団]

11月定例市議会で個人質問に立ちました。
市は、財田学区の市立の財田幼稚園、財田保育園、乙多見保育園、神下保育園を廃止して、代わりに民間の認定こども園を作ろうとしています。
4園の子どもを受け入れるため、定員320人の市立認定こども園で最大規模の施設になります。
私は奈良女子大学の中山徹氏らの認定こども園の定員と保育の関係についての調査と考察を引いて、320人は大き過ぎるのではないか、市として大規模化の影響を調査すべきではないか、と質問しました。
また保育の公共性と地域との繋がりについて質しました。

子ども一人当たりの面積や保育士一人当たりの子どもの数は基準がありますが、施設規模の基準はありません。
公的な基準がなくても、岡山市の保育園は定員が30人~180人の範囲で、平均は92人です。
市立認定こども園は、全体に大規模化して105人~320人で、平均は211人です。
現実には園の規模は保育に影響します。
送迎の保護者の把握ができにくくなったり、運動会の種目が全体種目が中心になったりします。職員会議が分かれると、子どもに関する意思疎通に影響するでしょう。
しかし、市は規模と保育の質について調査や検証する考えはありませんでした。
やがてくる少子化を考えても、大規模な認定こども園に集約するのではなく、地域の市立園を守っていくべきです。
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