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在宅医療・介護の連携推進 [岡山市政]

OI000018.jpg第17回介護保険推進全国サミットinおかやまの2日目は第一分科会「在宅医療・介護の推進連携」に参加しました。
前岡山県立大学大学院教授 増田雅暢氏をコーディネーターに、四国医療産業研究所所長 櫃本真聿氏、在宅療養支援診療所ケアタウン小平クリニック院長 山崎章郎氏、株式会社ケアーズ白十字訪問看護ステーション統括所長 秋山正子氏、厚生労働省老健局老人保健課長 鈴木健彦氏をパネリストにディスカッションが行われました。
1950年頃には8割以上の方が自宅で亡くなっていた状況から8割り近くが病院で亡くなるようになっている現状で、最期を迎えたい場所は自宅が半数以上です。
在宅医療・介護の連携は、誰が、どこから、どのように進めていけばよいのか、といった論点で議論が行われました。
高齢者が「家族に迷惑を掛ける」を心配するのに対して「そういうことはお互い様」であり、高齢者本人に「家族に後悔させないこと」「苦い思い出にさせないこと」という役割がある、という話が「そういう考え方があるのか」と印象に残りました。
東京・新宿での訪問看護の実践も勉強になりました。
元内閣官房の統括官と元厚生労働省の局長の対談を聞いて「国の役人が介護保険制度に本気で取り組んだのは確かだな」とは思いました。「ただバラ色ではないんだけど」とも思いました。
特別講演「平穏死」では、医療と尊厳の関係やどう亡くなるのが本人と家族にとっていいのか、を考えさせられました。
行政が企画した性質上、全体としては「介護保険制度ってすごい」というサミットで批判的に見なくてはならないこともありましたが、個々の実践例や取り組む人の心構えには感心しました。
来年は宮城県岩沼市で10月5・6日です。
総合支援事業が始まって半年、という時期です。事業の状況がどのように報告されるのか気になります。

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