変な疲労の決算審査

平井地域で朝の街頭宣伝をしてから、議会に向かいました。

令和4年度決算審査の各分科会が開かれ、私が所属する都市・環境分科会では、都市整備局、下水道河川局、環境局、水道局関係の審査を行いました。
路面電車の岡山駅前広場への乗り入れのために使われた費用や有料ごみ袋の販売で集められたお金、水道局の財政状況など4つの局の様々な税金の使い方をチェックするための持ち時間が20分です。
委員会で一言も発言しない議員もいます。その議員には20分も長いのでしょうが、大切な市民の税金がどう使われたのか、言うべきことは多々あります。
「やはり短い」が感想でした。
市幹部の顔よりタイマーに目を向けて、答弁に対してさらなる追及をすべきか、次の項目に移るべきか、秒単位で残時間を考えながらの決算審査でした。
残時間に神経を使う変な疲労と発言時間3秒が残った決算審査でした。

これまでは、ある委員の発言に他の委員が絡んで来たり、想定外の質問で当局側が詰まって休憩が入ったりして、複線の議論を委員長の采配で進めてきました。
それで議論が深まることがありました。
今期からは発言は通告順になり、質問の範囲も時間も限られます。結果として単線の議論が多くなりそうです。
この「議会改革」で市民のための議論が充実するとは思えません。