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網羅できない特別委 [岡山市議会]

今任期から設置された決算特別委員会が本会議場で開かれ、各会派の代表質疑が行われました。
6月議会から会派代表質問の時間が、前の期より削減されました。
決算の代表質疑はさらに短く、3人以上の会派は20分、2人会派は14分の持ち時間です。
市政全般に渡る一般会計決算、特別会計決算、事業会計決算を網羅することはとてもできません。
また市長は出席しないので、「代表」と銘打っての質疑でもトップの政治判断が必要な答弁は出てきません。
9月29日からの分科会には、前期までの各常任委員会での閉会中審査にはなかった持ち時間制と通告制が導入されます。
あえて「代表質疑」をするための議会日程を取り、一方で分科会の発言時間を制限する必要があったとは思えません。
決算特別委員会は、本会議場で行われたので、これまでの委員会と異なりネット中継が行われたのはいいこととはいえ、審査内容や追及の深さに関わる本質ではありません。
大切な市民の税金がどう使われたか、充分な検証をするには、時間制限や議論の枠はない方がいいと考えます。
制約の中でも審査に全力を尽くすのは当然ですが、今期の「議会改革」が果たしてよい方向と言えるのか、議会の議論自体の検証が必要です。
市民にも、身近な税金の使い方の議論に関心を持っていただきたいと思います。
代表質疑に日本共産党岡山市議団からは田中のぞみ委員が登壇し、全体として大森市政でハード整備に予算が使われ、施設面積が増えたことを明らかにしました。
分野別では水道事業会計について時間を割いて、水道料金の値上げ案が示される中、苫田ダムの負担が大きいこと、独立採算と受益者負担に拘ることの問題を追及しました。
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