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住まいは人権 [日本共産党岡山市議団]

2月定例岡山市議会の個人質問最終日に質問に立ちました。
路面電車の岡山駅前広場への乗り入れ、水道料金の値上げをしない事業運営、住まいは人権の立場での高島市営住宅の建て替えについて質問しました。

路面電車の岡山駅前広場への乗り入れについて、市は費用便益費を算出する際に事業者の利益を便益に入れているのに、コストには事業者の負担が入っていません。
B/Cを出す際に供給者便益を抜くか、事業者の負担分もコストに入れるかしないと整合性がなく、B/Cも過大になることを指摘しました。
依然として、市は高齢者や障害者、JRからの乗り換えの実態を把握しようとしません。それでは事業の「効果」を評価できません。
実態把握なしに、乗り入れありきで進めるのは反対です。
直接、道路に降りなくてはならない電停がそのままでは、低床車両導入のほうが利便性が上がるでしょう。

水道事業は、水道管布設の工事負担金や個別需給給水契約の見直しと広域水道企業団の受水費の見直しを求めました。
受水費にはメスを入れようとしませんが、工事負担金や給水契約の見直しはするかもしれません。

高島市営住宅の建て替えについては、余剰地の活用はいわばおまけです。入居者とこれから公営住宅を必要とする人のために、住まいは人権の立場で建て替え計画を進めるように求めました。
高島市営住宅は高島駅前徒歩1分から歩いて15分ほど掛かる地域まで広がっています。
駅前を民間活用して、住宅が駅から遠い方になるとしたら、高齢者や障害者も多く入居する公営住宅の意義が薄れます。
都市整備局長は、路面電車の乗り換え距離の短縮で高齢者と障害者が便利になることを強調します。
市営住宅も同じ発想でやって欲しいものです。
また住民への説明や疑問と希望の聴取をしっかり行うべきです。
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