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大森市長の独断専行 [岡山市政]

日本共産党岡山市議団は、大森雅夫市長が議会軽視と独断専行を強めてきた、と評価しています。
市長はそれが相当、気になっているようです。8月議会での日本共産党の竹永みつえ議員への「答弁」にも表れました。
質問に対しては、局長が答弁した、として自分では答えず、
「ただ、一点、申し上げたいことがあります。
私は共産党の皆さん方にこの8年間、議会軽視と独断専行を強めてきた、と大きく宣伝されてます。
どこが議会軽視、どこが独断専行か、ということをお聞きしました。
今も急に立て、とおっしゃって、それは立ってます。わたしのできる限りの発言をしているところであります。どこが議会軽視なのか、是非ご回答を願いたいと思います。
最後、感想であります。」
と議員に回答を願い、「感想」を述べました。
これが議会軽視です。発言に立てば、議会を尊重していることにはなりません。

議会では、議員が質問し、市長(と市長の下の担当者として局長など)が答弁します。
市長の答弁は言葉通り、尋ねられたことへの答えであって、議員に聞きたいことを聞き、言いたいことを言うものではありません。それが分かっていないか、軽んじているから前述の発言になるのです。
議員は、市長と立場や意見が異なっていても、市民の代表として選ばれて、市民の願いを背負って質問しています。
日本共産党と意見を異にする人からも大森市長の態度は酷い、との感想を聞きます。

言葉の概要より、動画を見てもらうのが一番です。
29分45秒辺りからです。

岡山市議会インターネット中継録画
2021年9月10日 竹永みつえ議員の質問
http://www.okayama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1665

市長の予算編成権、執行権は強力です。
しかし何でも好きに決めて、実行できるわけではありません。市長が決めたことを実行するには裏付けとなる予算や条例が必要で、それらは議会の議決が必要です。
例えば、吉備線のLRT化は、岡山市長と総社市長とJRとの三者協議で決めたことになっています。しかし実行に必要な予算を全部、議会が認めてはいません。下石井公園の土地を民間に占用させるには、占用料を定める条例が必要ですが、条例改正の議決より先に占用許可を出し、マスコミ発表をしました。
内容を判断できない黒塗り資料を示して、議決を求めることもありました。(それで賛成する議員も議員ですが)
議会に十分な説明をせず、同意も得ていないことを市長が決めて発表し、既定路線のように進めることが議会軽視で独断専行です。
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