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マイナー分野が拡げる [日本共産党]

6月9日まで連載されていたしんぶん赤旗の水曜エッセー、松尾亮太氏『ナメクジの脳力』の最終回は、ナメクジの脳研究は取り組んでいる人が少ない、という話でした。
いい面として、競争に気を取られずに研究に打ち込めること、不便さとして市販の研究ツールがないことなどが挙げられていました。
そして誰もやらない研究をする面白さが述べられていました。
競争がないマイナーな分野の研究をする人もいて、人間の知の幅が拡がるのだと思いました。

連載を読んでいて、ニーチェ『ツァラトゥストラ』に蛭の脳を研究する人が出てきたのを思い出しました。
探したら出てきました。
高校生の頃に読んで、よく分かりませんでした。今、読み返してもよく分かりません。
蛭の脳の研究者は、他分野への関心を自ら捨てた人として描かれています。ナメクジの脳から社会的な研究環境や科学の面白さを考える研究者とそこが違うのは分かりました。
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