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不法投棄監視対策は本末転倒 [岡山市政]

 岡山市は「ごみ処理の現状と課題・有料化」説明会を始めました。
 市で三番目の竜之口学区での説明会に参加してきました。

 多く出た質問は不法投棄・不適正排出に関するものでした。家庭ごみの収集が有料化されたら負担を嫌って不法投棄する人が出るという心配は当然です。
 それに対する市の答えは監視カメラ、パトロールの強化、警察と協議しての対応というものでした。ごみの問題は減量の大切さを共通の価値観にして市民が協力して行うべきものです。
 有料化してお金を取れるところから取る、不正が予想されるから罰則や監視で取り組むというのは力の使い方が間違っています。
 市民を監視し、違反を罰することに血道を上げるのではなく、ルールを守ったごみを出すことの重要性を理解してもらうことに力を注ぐべきです。
 無料のままでごみ減量に成功した横浜市では一万回にも及ぶ市民説明会を行ったとのことです。岡山市でいえば2,500回以上になります。今回、岡山市が計画している説明会は百回足らずです。
 これではごみ問題の理解が広がりません。

竜之口学区ゴミ説明会080508.jpg
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