2月議会準備で図書館に行った際に、カミユの『ペスト』を読もう、と借りました。
装丁を見て「これならうちにあったぞ」と思い出して探したら、出てきました。
返却期限を気にせずに、ゆっくり読めました。
防疫のために封鎖された街オランで人々の幸福を脅かすペストに対抗し、跳ね返す力になるのはヒーローではなく、皆が連帯すること、その際に各自の職務・任務を誠実に遂行することだと描かれていました。
命を奪うものへの諦めない抵抗の物語だと思いました。
新型コロナウイルス感染症に重ねて読まれ、増刷されているそうです。