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海ごみについて考えた [地域]

ピュアリティまきびで開かれた岡山県主催の「瀬戸内海 海ごみフォーラムinおかやま あなたのゴミが海ごみに」に参加しました。

磯辺篤彦氏の基調講演「海洋プラスチック汚染の現状と今後」で海ごみの影響や海岸の状況、量の推計などを聞きました。
プラスチック製品削減の重要性を提起しつつ、安価なプラスチックは弱者の役に立っていて、やたらな削減は切り捨てになりかねない、との指摘はその通りだと思いました。
ストローやレジ袋の量と影響については、量としての順位は低い。なくす(取り組みの)きっかけになるとのことでした。
海岸のごみの量は推計が難しいですが10万トンの単位で存在しているとの調査報告があります。
日本では年間30億円を掛けて選ばれた海岸を清掃しています。本当に一部だけです。
陸上で10グラムのプラスチック片は砕けると海洋で回収が困難な数万個のマイクロプラスチックに相当します。
ちょうど今朝は町内のクリーン作戦でした。
一緒に拾って歩いた人と
「これが海へ流れ出すと集めるのが大変です」
「そうじゃなぁ」
という会話をしました。
道端で簡単にできるごみ拾いが海ごみの予防になります。
目の前の地域をきれいにすると共に直接は見えない海にまで考えを及ぼす人を増やしたいものです。

神戸商業高等学校と岡山後楽館高校の生徒による海ごみの事例発表、自治体・環境保全活動の団体・漁業者によるパネルディスカッションもありました。
また大人の講演等に並行して小学生から高校生までの子どもたちが海ごみのことを知り、できることを考え、提言するワークショップが行われました。
子どもも大人も海ごみについて考えて、行動に移すフォーラムになっただろうと思います。
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