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地方議会のあり方の講演 [岡山市議会]

「地方議会のあり方」と題した早稲田大学公共経営大学院教授片山善博氏の講演を聴きました。
岡山県市議会議長会主催の第50回岡山県市議会議員研修会です。会場は、美作文化センターでした。

片山氏はまず地方議会がうまくいくポイントとして
◯市長と手を切る
◯議案を無修正にしない
◯自治体の最高意思決定機関であることを自覚する
を挙げられていました。
市長と手を切る、と言っても喧嘩をすることではなく、議案を通すのが使命などと考えずに是々非々で臨むことだと述べられていました。
日本共産党岡山市議団は、常にその姿勢でやってきました。
議案の修正は、住民の立場でよりよいものにするために必要なことです。片山氏が鳥取県知事の時代には議案の修正もたまには否決もあったそうです。その方が、首長も緊張感をもって議案提案をすると思います。
自治体最高の意思決定機関であるとの自覚は、議会の緊張感を高めます。議会を通らないことは執行できないし、通したことは首長だけの責任にはできません。

意思決定と合意形成、財政破綻の防止、行政監視、議案の吟味、立法と管理や国言いなりにならないことについてのお話がありました。
開かれた議会にしていくための具体的な方策もありました。
早速、岡山市議会でも参考にしようと思います。
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