拳と祈り

袴田巌さんの人生を追った『拳と祈り』を観ました。
2時間39分の上映時間を聞いた時には長い映画だと思いましたが、47年7ヶ月の獄中生活と釈放されてからも無罪確定までの10年以上の年月を描くには長くありませんでした。
冤罪に関わった裁判官の苦悩は描写されていました。検察には苦悩した人がいるのでしょうか。

権力の間違いは人生を奪います。警察も検察も誤りを犯します。
検察官をはじめ、全ての検察と警察の職員に観て欲しい映画です。

袴田さんの拘禁症状に、自由が薬になるように祈ります。