市民スポーツは目的外

一般質問2日目に日本共産党岡山市議団からは宿女和子議員が登壇しました。
新アリーナについて、2023年度の第20回岡山市市民意識調査報告書によると、力を入れて欲しい施策でスポーツ環境の充実は5.8%です。高齢者福祉の充実29.9%、子育て支援・児童福祉の充実25.7%、公共交通の充実25.5%に比べて、遥かに順位が低いこと、市民全体でも10歳代・20歳代でも満足度は高く、施策重要度は低いことを示しました。
市長は、スポーツ環境の充実が目的ではないこと、どちらかというと街なかの魅力と賑わいづくりの方であること、コンサートを希望する声もあることなどを述べました。
ではスポーツ観戦やコンサートが望まれているのかというと、2017年度の国土交通白書では、余暇の過ごし方（充実させたい余暇）において「スポーツ観戦やライブ鑑賞などに出掛ける」の順位は高くありません。

プロリーグのレギュレーションを満たすために5,000席のアリーナの計画が、それでは採算が取れにくいから大規模なコンサートができるように席数の増を検討、となってきました。
宿女和子議員は、アリーナの趣旨が変わってきているのではないか、と指摘しました。

市長は盛んに新アリーナの必要性を述べました。
3、4日すると市議会ホームページに動画がアップされます。
双方の主張を聴き比べていただきたいと思います。

その他、保護者向けの放課後等デイサービスの情報提供の充実、東区保健センターの授乳室やおむつ代の整備を求めました。

18日には、1番目に田中のぞみ議員、3番目に私が登壇します。