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奉行のお仕事 [防災]

『土砂留め奉行』吉川弘文館を読みました。
江戸時代に土砂災害の防止に携わった役人の話です。
土砂留め奉行という役人が各地を回り、山が荒れないように村人による伐採を禁じたり、砂防工事を指揮したりしていました。
江戸時代の行政は通常は藩単位ですが、土砂留め奉行は藩を超えて権限を及ぼしていました。河川は藩をまたがって流れることが関係していたのでしょう。一種の広域行政です。
村々を巡回する際の宿の手配や食事の描写も詳しく、出張があったお奉行様の仕事ぶりを知ることができました。
主に大阪、京都、滋賀が舞台で、膳所藩が出てきました。
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