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路面電車は全体の再検討が必要 [岡山市政]

大森雅夫市長が進めている路面電車の岡山駅前広場への乗り入れが、事業費は倍増、完成は3年遅れになる見通しです。
さんデジ
https://www.sanyonews.jp/article/1218161

市は、2014年度から2015年度に開かれた路面電車岡山駅前広場乗り入れ計画案調査検討会
https://www.city.okayama.jp/shisei/0000006200.html
で、平面乗り入れ9.8億円、高架乗り入れ46.1億円、地下乗り入れ41.1億円など(第2回検討会資料参照)と示してきました。
市は、最も費用が掛からないとされた平面乗り入れに決定してから、2016年度に「乗り入れを含めた駅前広場のあり方」を検討するとして
路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会
https://www.city.okayama.jp/shisei/0000023979.html
を設置しました。
その検討で、バスとタクシーの乗り場を入れ替え、後楽園をイメージした造形にするなどの駅前広場の改修が打ち出されてきました。
https://www.city.okayama.jp/cmsfiles/contents/0000006/6153/000372004.pdf
概算工事費は、軌道関連が10億円、交差点改良が4億円、広場改修が29億円と示されました。
線路の延伸より関連費用が3倍以上という、槌より柄が重い話になってきました。
私は議会で、岡山駅前広場の改修は平面乗り入れと一体のものとして、駅前広場の改修費を含めた総計で考えるべきだと主張してきました。
しかし市は、線路の延伸費用だけで費用便益比を計算し、駅前広場の改修は除外しています。それで費用便益比がいいように言ってきました。
今回、市は線路の延伸に掛かる費用が増えた分、広場の改修を縮小して総計を抑えようとしています。
結局、広場の改修費用を含めて考えるわけです。
路面電車全体のネットワーク検討もされた中で、他の大きな環状化や延伸は費用と時間が掛かるとして、岡山駅前広場への乗り入れが優先とされました。
「路面電車の将来のネットワーク検討」
https://www.city.okayama.jp/shisei/category/4-12-34-8-0-0-0-0-0-0.html
「岡山市路面電車ネットワーク計画」
https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000020/20369/000399495.pdf
岡山駅前広場への乗り入れに関する費用や期間の状況が変わりました。
路面電車の岡山駅前広場への乗り入れは一旦、中止して、路面電車のネットワーク全体を再検討すべきです。
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