傘の修理

折り畳み傘を修理しました。
骨が曲がり、関節部分の鳩目が取れていたものです。
骨を単に反対に曲げると金属疲労で折れるのが心配でした。
バーナーで赤くなるまで熱して、焼き鈍しをしてから、ペンチで伸ばしました。折れずに真っ直ぐになりました。
骨と骨を留めるのにはキーホルダーの鎖を繋いでいたリングを骨の穴に通しました。
ホームセンターで見付けた傘の修理パーツは骨の部品と鳩目が4つセットでした。
欲しいのは鳩目が1つだけです。4つあっても次に同じ部品が役立つ壊れ方をするとは限りません。
針金を使うことも考えましたが、端の処理をうまくしないと傘の布地に刺さって穴があくかもしれません。丈夫でかつ端が尖っていない、ちょうどいい部品でした。
併せて布地を骨に留めている糸が切れたり、伸びたりしていたところを直しました。布がずれて開きにくかったのが改善されました。
学生時代に実家から持ってきた傘だと思います。またしばらく使えます。