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佐賀市下水浄化センターの資源活用 [岡山市議会]

2019-11-14T20:13:55.jpg都市・環境委員会で佐賀市下水浄化センターを視察し、処理水、汚泥、ガスの活用について勉強しました。
有明海では海苔の養殖が重要な産業です。佐賀県の売上が249億円で、うち佐賀市1分が87億円だそうです。
その栄養になるように下水処理を季節ごとに操作して、窒素を海に補給するようにしています。
なお同様な操作は児島湾に注ぐ岡山市の処理場でも行っています。

窒素分を含んだ処理水は有明海に放出するだけでなく農業者がトラックにタンクを積んで汲みに来て、畑に撒いています。
汚泥を微生物が分解する際に出る消化ガスでエンジンを動かして発電し、下水浄化センターの電力の4割以上を賄っています。
汚泥は全量を肥料にしていました。堆肥にする発酵場では発酵の熱で湯気が上がっていました。触ると火傷しかねない熱さでした。
二酸化炭素をミドリムシの培養に使う実験も行われていました。
下水を余すところなく活用する工夫がなされていました。
この取り組みで2017年の環境大臣賞グランプリを受賞していました。

海苔の話を聞いたので、土産に有明の海苔を買いました。

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