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移動が市内とは限らない [岡山市議会]

9月3日の岡山市議会 都市・環境委員会に「立地適正化計画」の基本方針案が示されました。
人口減少時代に、バス路線の廃止や店舗の撤退等でますます不便な地域が出てくる見通しです。
利便性の高い地域を「居住誘導区域」にしてゆるやかな人口誘導を目指すもので、いわゆるコンパクトシティを進めるものです。

人口は集積していた方が、インフラの効率はよくなります。うまく集積した地域は賑わいも出るでしょう。
ただし、生活が不便になってしまった地域からの市民の移動が市内で収まるとは限りません。
「もっと便利なところがいい。引っ越ししよう」となったら、選択肢はいくらでもあります。
子どものいる他都市やもっと大きな都市部への移動になってしまえば、岡山市の人口減少を加速します。
まずは今いるところに住み続けられるまちづくりが前提です。
住居の移転に繋がる政策は、慎重の上にも慎重に取り組む必要があります。
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