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原油高問題で市民生活の応援を [岡山市政]

 1月28日、日本共産党岡山市議団は岡山市長に対して、「原油高騰問題に関する緊急申し入れ」を行いました。広報室長が対応してくれました。

申し入れの全文は下記の通りです。

岡山市長 高谷茂男 様

                           日本共産党岡山市議団
                           団長 田 畑 賢 司

        原油高騰問題に関する緊急申し入れ

 ヘッジファンドなどの短期的な利益を目的とする莫大な投資資金の流入で原油価格が高騰し、国内の石油製品価格も2004年初頭に比べてガソリンが5割高、軽油が6割高、灯油・重油が2倍を超えるなどと軒並み上昇しています。そのため、ハウス栽培農家、漁業者、トラック運送業者、ガソリンスタンド、銭湯、クリーニング店、燃料油を扱う業者などは「これでは経営がたちゆかない」と悲鳴の声をあげています。また、冬季の暖房費の高騰で生活が圧迫されている市民の苦しみの声も大きくなっています。
 わが党市議団は、党国会議員団及び党県議会議員団と協力し、いち早く原油高問題をとりあげてきたところですが、岡山市経済への悪影響はもとより、岡山市民の生活と中小企業者、農林漁業者への営業と暮らしに重大な影響を及ぼしていると実感しています。
 そこで、以下のことを申し入れます。

1 今後、原油高問題がいっそう悪化することが懸念されます。よって、岡山市に於いては、市長を先頭に「対策本部を設置」し、可能なすべての手立てを緊急に講じてください。
2 今回の異常事態の根源はアメリカを中心とした国際的な投機資金が値をつり上げているところにあります。なによりも政府の対策が重要です。岡山市として、政府に対し、緊急で抜本的な対策を強くもとめてください。
3 県下の自治体では、低所得者への灯油購入補助をおこなう自治体も出てきています。本市におかれましても、補助をおこなうとともに、国の特別交付税措置がキチンとおこなわれるよう要請するとともに、県に対しても特別対策を講じるようもとめてください。
4 ハウス栽培農家、漁業者、トラック運送業者、ガソリンスタンド、銭湯、クリーニング店、燃料油を扱う業者、福祉作業所などへの支援策を新設・改善・強化してください。
5 市のホームページに「原油高騰関連の枠を設置」し、市民の意見を聞き、公表し、対策を講じるとともに、「便乗値上げ」などの情報を把握し、便乗値上げを阻止する対策及びその周知徹底を計ってください。以上


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